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いちごさん いちごさん
施設建屋 施設建屋

JAさが白石地区いちごトレーニングファーム

本気の就農支援で
ゼロから「いちごさん」農家へ
なりませんか!?

佐賀県の西南部にある白石町は、有明海に面した広大な平野、
ミネラルを豊富に含んだ肥沃な土地に恵まれた農業の町です。
同町にある「JAさが杵藤園芸センター」では、減少傾向にある農業の担い手を創出するべく、
「JAさが白石地区いちごトレーニングファーム」を2019年にスタートしました。
2年間の研修、住居・車・生活費の支援など
地域をあげて就農&移住をサポートしています!

農作業
いちごさん

お知らせ

私たちがサポートします!

新規就農に欠かせない
農業と生活の両輪をサポート!

白石町でイチゴ栽培が始まって間もなく半世紀になります。
全国的にイチゴの需要は高まっていますが、就農人口は高齢化もあり減少していくばかり。そんな課題を解決するため佐賀県や白石町の協力を得てスタートしたのが「JAさがトレーニングファーム」です。
2年間の研修を通じて全くの農業未経験者からイチゴ農家の経営者として「独立就農」を実現できるのは、充実したバックアップ制度があるからこそ。
研修期間中の家賃は初期費用を含めて白石町が負担し、軽トラや軽バンなどの営農車は貸与[車両任意保険・傷害保険への加入・ガソリン40リットル支給]。
さらには、国の交付金「新規就農者育成総合対策事業(就農準備資金)」の支援を受ければ、生活費として年間最大150万円が支給されます。
もちろん、独立後の住居の斡旋や農地の確保など、開業に向けたバックアップも万全です。

中原 隆二 中原 隆二 杵藤園芸センター園芸指導課係 中原 隆二

模擬経営が前提の実践的研修で
未経験からの就農を成功へ導く

研修1年目は、イチゴの苗作りから、育成、収穫まで一通りの行程を経験しながら、座学で農業の基礎知識を学びます
2年目からは独立後の約3分の1の広さを担当し、いよいよ模擬経営がスタート。日々農家になったつもりで作業を進めてもらいます。
トレーニングファームの良いところは、安心して学び、挑戦できるところです。
わからないことや不安があれば講師や地域の専属トレーナーにいつでも相談できます。研修期間中に使用する肥料や農薬などはJAから支給されますが、研修では、それぞれが模擬的に経費や売上を試算します。
個人事業主に必要な確定申告の講座も実施。独立後を想定した、知識や技術、経験が身に付くことが大きなメリットです。
イチゴは年間を通じて作業は多いものの、安定した収穫量があり、収益性が高い作物です。
2018年にデビューした佐賀県産ブランド「いちごさん」は濃赤色と整った果形で県外からの需要も高まっています。
これから農業で独り立ちをしていこうと考えている人は、ぜひ「JAさが白石地区いちごトレーニングファーム」へ見学に来てください。

渡邊 千枝子 渡邊 千枝子 JAさが白石地区いちごトレーニングファーム講師 渡邊 千枝子

地域農業の定着化を目指し、
強い意志を持つ人を募集

私たちが全力で就農のお手伝いをします!
研修生募集
私たちが全力で就農のお手伝いをします!

知って安心白石情報

白石町は平成17年1月1日に旧白石町、旧福富町、旧有明町が合併して誕生した町です。
佐賀県の南西部に位置し有明海の広い干拓と、海、山、川に囲まれた緑豊かなのどかな街です。
白石町の粘土質の土壌は施設園芸や「いちごさん」の栽培に適しており、2022年現在、130軒の「いちごさん」農家がいる、県内でも有数の町になっています。
町内には昔から残る三夜待(近所の方同士の飲み会)という集まりや、八坂神社祭りなど行事も多く、地域のつながりを大切にする文化が残っています。先輩農家とのつながりも築きやすいと思います。

白石町マップ
人口 約22,000人
(令和4年8月現在)
面積 9,956ha

白石町イベント情報 しろいしみのりちゃん

3月

歌垣の郷ロードレース大会 歌垣の郷ロードレース大会

“駅伝の町・しろいし”で春の白石平野を駆け巡りませんか!! 日本陸上競技連盟公認コースで、自己の記録の更新に向けて一生懸命走る選手の姿は圧巻です。

4月

しろいし歌垣春まつり しろいし歌垣春まつり

約7万本の満開のつつじの中、出店が立ち並び、女相撲甚句、ミニコンサート、餅のふるまい等の各種イベントを開催します。

5月

水堂出水法要 水堂出水法要

毎年旧暦の4月15日~7月15日の3か月間開催されます。期間中は、平安時代末期、高倉天皇が重い病にかかった時、平重盛が献上し病が治ったという言い伝えのある霊水を汲むことができます。

7月

八坂神社まつり(秀津祇園) 八坂神社まつり(秀津祇園)

“秀津(ひーでん)祇園”は7月13日に開催されます。 江戸時代初期、佐賀藩主鍋島勝茂が田植えの労をねぎらう為に山笠(やま)を作らせ無礼講を許したのが始まりです。

8月

しろいし夏まつり しろいし夏まつり

毎年8月16日に開催され、大人も子供も楽しめる参加型のイベントです。 約1,000発の花火が白石の夜空を彩ります。

10月

稲佐神社秋祭り 稲佐神社秋祭り

毎年10月19日に稲佐神社で開催される行事です。馬に乗って弓矢で的を射抜く「流鏑馬(うまかけ)」が行われます。

11月

しろいしぺったんこ祭り しろいしぺったんこ祭り

餅をテーマとした祭りで、餅まきや餅つき競争等ユニークなイベントを開催しています。 奇習と言われる「餅すすり」もあります。

12月

お火たき祭り お火たき祭り

1年の無事と感謝と来る年の安全を祈る儀式です。

募集要項

イチゴ専用のトレーニングファーム研修施設を開校し、県内外より幅広く募集します。
研修期間中は行政・JAなど関連団体が連携し、研修に必要な経費の助成といちご栽培技術習得を中心に指導・助言を行います。
研修後は原則、白石町で農業経営を開始し地域農業の担い手として農業を営む志のある人を募集します。

第6期研修生募集案内

応募資格
  1. 日本国籍を有し、研修開始日における満年齢が18歳以上、就農開始時に概ね50歳未満である方。
    (就農開始時に50歳以上の場合は支援内容に変更あり)
  2. 研修修了後も引き続き白石町内に在住し、農業経営開始5年以上従事できる者。
    近い将来、地域農業の担い手として農業を営む志のあるもの。
    ただし、白石町を除く佐賀県内に居住する研修生は、研修終了後、居住地においていちご経営を開始することができる。
  3. 農業技術や農業経営力等を身に付けるための研修制度を十分理解し、農業研修、就農について家族の同意を得ていること。
  4. 新規就農のための準備金として、概ね300万円以上の自己資金を有する方
  5. 別に定める募集要項に準ずる方
募集人数
  1. 第6期研修生の採用人数は4名以内とします。
  2. 応募者多数の場合は、白石町内に居住就農される方を優先する。
応募方法 以下のフォームよりご応募ください。
お問い合わせフォーム
選考方法 書類選考や体験実習、面接審査を経て決定します。
募集期間 募集期間は令和5年5月1日から令和5年12月1日まで。
締切 応募申込書の受付期間は、令和5年12月1日まで。[当日消印有効]

研修内容

研修期間 研修期間は、原則2年間とし、都合により延長する場合もある。
研修内容 「施設いちご」の栽培技術や就農に向けた農業経営についての講義や研修ハウスでの実習を中心に研修します。 1日8時間、月20日間を基本とし座学研修等を含み月160時間とする。
ただし、繁忙期や作業の状況によっては変更となる場合があります。
研修および
就農支援
  • 原則として研修に関する費用は無料です。
  • 研修を開始するにあたり「新規就農者育成総合対策(就農準備資金)」の申請を行っていただきます。承認されれば年間最大150万円の支給を受けることができ、研修期間中の生活費に充てることができます。
  • 研修終了後の就農にあたり、居住地の選定や農地斡旋、施設設置及び資金調達についてお手伝いします。

補助金情報

研修期間中
  • 新規就農者育成総合対策(就農準備資金)の申請必要。承認されれば年間最大150万円補助×2年間
  • 研修奨励金(JA独自事業)年間120万円×2年間[上記新規就農者育成総合対策の対象外の方のみ対象] 。
就農時
  • 新規就農者育成総合対策(経営開始資金)
    1年目から3年目 年間150万円
    • ※就農予定時の年齢が49歳以下
    • ※前年世帯所得600万円以下

移住者支援情報 【白石町へ移住し就農される方限定】

支援
  • 住宅家賃の補助(初期費用と家賃※上限55,000円)
  • 営農車の貸与(軽トラックまたは軽バン※条件あり)
  • 月40リットル分の燃料費支給
詳細はこちら

カリキュラム

白石町トレーニングファームでは、
現場での実践的な研修、講師を招いた座学等、イチゴ農家として独立するために必要な知識をすべて学ぶことができます。
ここでは年間のカリキュラムをご案内します。

3月~9月育苗期

育苗期

苗は購入せず、自ら苗を増殖し1つの親株から10~15本ずつ育成していきます。
梅雨時期や夏場の酷暑の中での作業となるため、灌水管理や肥料の施用など細心の注意が必要です。

鉢上げ作業

鉢上げ作業

苗床から鉢に移植する作業です。

採苗

採苗

親株から発生するランナーから子苗を切り離します。

9月~11月定植

定植

春から夏に育てた苗を、9月中旬頃ハウスに定植します。11月下旬から始まる収穫に向けて、マルチ被覆や天井ビニール被覆、電照設置、加温機準備など慌ただしい作業が続きます。

定植

定植

約100日間育てた苗を、ハウス内に植え付けをします。
例年9月20日~末までに行います。

天上ビニール被覆

天上ビニール被覆

平均気温が17度を下回る10月中下旬にハウスへビニールを被覆し、ハウス内の保温対策に努めます。
少人数では作業が困難である為生産者同士、共同作業で実施します。

防除

防除

定期的にいちごが病害虫に侵されないよう農薬を用いた防除作業を実施します。
蜜蜂による交配で実がなる為、飼養している蜜蜂にも配慮した防除薬剤の選定が必要となります。

11月~6月収穫

収穫

11月にようやく収穫を迎えます。
収穫後は、専用の容器にパック詰めを行います。

収穫

収穫

早朝、ハウス内の温度が上昇しない時間帯から収穫を行います。
3月以降暖かくなると収穫が忙しくなります。優しく丁寧に扱う事が重要です。

パック詰め

パック詰め

収穫したいちごを専用のトレイに詰めていきます。収穫ピーク時は深夜まで作業が続くこともあります。

パッケージセンター

パッケージセンター

JAではパッケージセンター施設を完備し生産者の労力軽減に寄与しています。

出荷

積載

丹精込めて栽培されたいちごを、集荷所へ出荷します。

集荷所へ出荷

集荷所へ出荷

品質検査をクリアしたいちごは階級別に市場へ出荷し、消費者のところまで届けられます。

いちごさんの品種特性

いちごさん

2018年秋にデビュー。
佐賀県、生産者が一丸となり7年の研究期間をかけて開発されました。

キャッチフレーズは…
「眺めてうっとり、かじって甘い」
艶やかな紅色と絵に描いたような美しいかたち!!
かじった瞬間から弾けるみずみずしさ。

収穫時期は11月から6月下旬。
収量は他品種に比べ非常に多くなっております。
名前の由来は…
日本中の人に長く愛されるいちごとなる事を願って呼びやすく覚えやすい名前を目指しました。

いちごさん

YouTube

先輩の声

福地 真人

第2期卒業生福地 真人

安心して学べるから意欲的になれる

2期生として入校し2022年4月に卒業後、本格的に就農となりました。研修中は、1年目から研修で学べることだけでなく、インターネットやSNSでイチゴ栽培に関する情報を収集してきました。
自分にとっては、独学で得た知識を現場で試せることも「JAさが白石地区いちごトレーニングファーム」の魅力です。安心して挑戦できるため、学ぶことが面白く、たとえ失敗しても前向きに捉えられています。 同期生は3名ですが、同じ土地・肥料・農薬で栽培しても育ち方が異なるところが興味深くて。 農業のよいところは、植物が相手なので手をかけた分だけ自分に返ってくるところ。 これからも幅広い技術を習得し、一人前のいちご農家を目指して頑張っていきます!

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谷口 真由美

第2期卒業生谷口 真由美

2年目から努力が実を結びはじめる

2020年4月に入校しあっという間に2年が経ち、5月から就農しました。
私自身農業はもちろん、土いじりも未経験からのスタートでした。
1年目は座学でさまざまな知識を学びながら、見様見真似でイチゴ栽培について勉強する日々。 2年目に入って、ようやく知識を実践に生かせるようになりました。
最初は不安もありましたが、講師の方々が納得できるまで質問に答えてくれることが心強く、徐々に「失敗から学ぼう」という意欲さえわいてくるようになりました。
背中を押してくれた家族やサポートして下さる地域の方々に恩返しするためにも、今後も1つでも多くのことを吸収し、おいしい苺を作っていきたいです。

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今井 博亮

第1期卒業生今井 博亮

農業から経営まで集中して学んだ2年間。
自信をもって農家としての一歩を踏み出す

元々は東京でテレビ番組の制作に携わっていました。
取材で全国の農家さんにインタビューする機会があり、農業という職業の豊かさに触れ、転身を決意。
そんな折、就農イベントで白石町のイチゴトレーニングファームを知りました。
ここまで充実した支援制度があれば、何にも知らない自分でも農家になれそうだと思い、移住を決めたんです。
2年間勉強しただけで農家になれるかな?という不安はあったものの1年目にしっかり基礎を習得し、2年目に予想以上の自信がついていました。
研修の途中から、独立に向けて初期費用の準備を進めますが、国やJAの補助金制度を活用することで、自己資金が少ない私でも無事にスタートできました。
新規就農を考えるとき、安定して学べるかどうかは大切なポイントだと思います。
今後もトレーニングファームで学んできたことや他のいちご農家さんの栽培技術を吸収し、着実にステップアップしていきたいです!

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髙𣘺 秀樹

第1期卒業生髙𣘺 秀樹

地域ぐるみのバックアップを味方に
脱サラ&移住でイチゴ農家へ

移住のきっかけは、東京にある[ふるさと回帰支援センター]を訪れたこと。
当初、妻の地元である福岡県で就農を検討していたところ、「JAさが白石地区いちごトレーニングファーム」を紹介されました。そこで1週間ほど佐賀へ旅行に来てみたら、すごくいいところで。。正直、就農する土地を探していた時、排他的な地域もあったんです。白石町の人たちは、移住者を歓迎してくれる雰囲気がありました。 私たちは千葉県から移住してきたので、独立後の住居も畑もノープラン。1年目はコロナ渦では無かったため、いろいろな町内の勉強会や飲み会に参加させてもらい、私たち家族に合った居住地を決めることができました。ゼロから就農するには、行動力が必要不可欠です。移住や新規就農を考える人は、一度白石町のイチゴトレーニングファームに問い合わせしてみることをお勧めします。

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よくある質問

お金について

預金が300万円ないのですが、応募することはできますか?
預金がない方の応募も条件によっては可能です。
預金は就農後の生活資金や運転資金に必要になります。
あくまでも参考価格なので、生活の支出を抑えるなど工夫次第では可能です。
アルバイトは出来ますか?
研修に差し支えがない程度でしたら可能です。JA関連施設でのアルバイトもご紹介出来ます。

研修内容について

全くの未経験から就農を考えていますが、専門的な知識を習得できますか?
可能です。当施設では座学、実地と研修内容が充実しており現在いちごさん農家で活躍する 先輩農家から指導を受けることができます。

農地について

農地はどのように手配するとよいのでしょうか?
研修期間は当施設が保有する農地をご案内可能です。独立後も農地をご案内いたします。
また、独立後用地拡大につきましてもご紹介可能です。

販売経路について

独立後の販売経路はどうなりますか?
基本的にはJAを通じて販売することをお願いしています。

家について

移住後の住まいはどうなりますか?
移住後の住まいは借家をご紹介可能です。購入をお考えの方も新築・中古どちらもご紹介可能です。
また、移住者に対する補助金もありますので詳しくは、白石町役場へお問い合わせください。

家族について

小さい子供がいますが保育園や小学校は住まいの近くにありますか?
町内に保育園、幼稚園、小学校があります。詳しくはこのホームページ内の白石町情報から対象のホームページのご確認をお願いいたします。

その他

白石町までのアクセスはどのようにしたらよいでしょうか?

お車又はJAのご利用をいただきアクセスされることをお勧めいたします。

お車でお越しの方
  • 九州佐賀国際空港から沿岸道路経由でおよそ40分
  • 福岡方面から武雄北方ICよりおよそ20分
  • 長崎方面から嬉野ICよりおよそ25分
JRでお越しの方
  • 江北駅(特急ご利用の場合)または肥前白石駅にて下車
移住後地域になじめるか不安です。
良くも悪くも白石町は地域行事が盛んです。なじめないこともあるかもしれません。 ただ、地域の方と人間関係を築くことでアドバイスをもらえたりプラスになることも多々あります。
殻を作らず積極的にかかわりを持ってみることをお勧めしています。
見学は可能でしょうか?
事前にご連絡を頂けましたらご案内出来ます。お気軽にお問合せ下さい。